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ChatGPT4よりChatGPT3.5が優秀と感じた瞬間

ChatGPTブームが始まってからしばらく過ぎました。
インターネット上では、ChatGPTの対話がトレンドとなり、日常的に利用されています。

ChatGPTは、私たちの日常においてますます欠かせない存在となり、人々の興味や創造力を刺激する力を持つようになりました。これからも、ChatGPTの進化と発展に期待が高まります。

しかし、まだまだChatGPTをこれから触ろうと思っている人も多いはずです。
多くの人はChatGPTを利用する理由の一つとして正確な情報収集があります。

ここでは、ポケモン好きの筆者が感じた意外にもChatGPT4よりもChatGPT3.5が精度が良いと感じた体験を共有します。

尚、この記事は2023/6/29時点のものでありChatGPTは日々進化を遂げています。
情報は随時更新していきますが、あくまで現時点の情報であることご了承ください。

ピカチュウの種族値についてChatGPTに聞いてみた

ポケモンにはその種類ごとに決められた種族値というものが存在します。
例えばピカチュウは素早さが高く、防御が低いといった感じです。
ポケモンの種類ごとに決められており、どこで捕まえてもどんなにレベルの高いピカチュウでもその値は変わりません。

今回はその種族値についてChatGPT4とChatGPT3.5にそれぞれ聞いてみました。

ChatGPT3.5の場合

ChatGPT4の場合

どちらも種族値は同じ回答ですがChatGPT4は、そのあとの補足情報が間違っています。一方ChatGPT3.5はシンプルな回答なため誤情報もありません。

もう一匹別のポケモンをみてみましょう。

ファイアローの種族値についてChatGPTに聞いてみた

ファイアローという鳥ポケモンがいます。
公式大会でもよく使用されていて姿形のかっこいいポケモンです。

またファイアローには「はやてのつばさ」という強特性もあり人気の根強いポケモンです。
それではファイアローの種族値と特性についてChatGPT3.5, ChatGPT4に聞いてみましょう。

ChatGPT3.5の場合

「特殊技も使用できる」という点は少しひっかかりますが、数値は合っています。

ついでに特性についても質問してみましょう。

これは、いろいろ間違っています。
ほのおのからだは、なぜか前半が間違っていて後半は合っています。
ファイアローは、「はとむね」という特性はありません。「はやてのつばさ」という特性を持ちます。ここで説明しているのは「はやてのつばさ」の特性です。
「ちからづく」も違います。ファイアローの特性ではありません。

特性についてはそれなりに間違っていることがわかりました。

ChatGPT4の場合

間違っています。数値は合っていますがそのあとの余計な補足情報が間違っています。
前述した通り種族値はポケモンの種類ごとに決定するのでレベルや成長で変化しません。かつアイテムでも恒久的に変化することもありません。

※補足として付け加えると、ここでChatGPT4が記述していることは努力値というものです。その情報を間違って記載しているものと考えられます。

同じように特性もみていきます。

「ほのおのからだ」は合っています。しっかりと「相手」が物理攻撃をした場合とあるので問題ありません。(たまご2倍孵化はスルーします)

「はやて」という特性はポケモンにはありません。多分はやてのつばさのことだと思います。しかも肝心の内容も間違っています。

「ガッツ」は「こんじょう」のことですがファイアローの特性ではありません。

まとめ(両方ダメだった…)

今回ChatGPT3.5とChatGPT4の情報の正確性についてポケモンを使って比較してみました。種族値については、ChatGPT3.5とChatGPT4ともに数値は合っていたもののChatGPT4は最後に余計な一言を追加しているため誤情報もありました。

一方特性についてはChatGPT3.5とChatGPT4ともに間違えています。さらに厄介な点として誤情報と正しい情報が混ざっていることから余計に混乱させます。

実はこの記事を書く前にテスト出力した限りでは種族値についてはChatGPT3.5が正しくChatGPT4は間違えていたためこの記事を書こうと思いました。しかし記事を書き始めたこの日種族値は両方合っており、一方特性が両方間違っているという結果になりました。

そのため、冒頭のタイトルと合わなくなってしまいました。

まだ自分で調べた方が正確な情報が期待できそうですね。